232mm
時を味わう贅沢。
夜空に浮かぶ月の光が、
雫となって金属に宿る。
山崎金属工業が誇る現代工業技術の粋。強靭に、なめらかに磨き上げられたその素地に、「箔一」が手掛ける金沢箔が灯す日本の伝統美が重なる。
異なる技が溶け合うとき、この一本だけの個性が生まれます。
月雫は、ふたつの土地が同じ年月をかけて磨いてきた技の融合から生まれました。
新潟・燕の金属加工と、石川・金沢の金箔。それぞれ四百年。
幾度もの水害を乗り越え、金属加工の技を受継ぎ、磨き続けてきた町。
山崎金属工業の匠の技は、その粋。
400年の箔打ちの歴史に育まれた、箔の町。
箔を暮らしと文化の美へ昇華させる箔一の技術は、その極致。
唇が触れた瞬間のやわらかさと、すっと抜けていく口抜け感。手に握ったときの、ちょうどよい重みと曲線。30人もの職人が手間をかけて追い求めるのは、その「心地よさ」です。職人の目と手と感覚が、金属をより強く、よりなめらかに育てていく。その積み重ねがこの一本に宿ります。
熟練の職人技によって約1万分の1ミリ(0.1ミクロン)という類を見ない極限の薄さを実現した金箔。光に透けるほどのこの薄さは、長年の修練の結晶であり、ギラつかずに奥ゆかしい柔らかな光沢を放ち、日本の繊細な美意識と深く結びついています。その薄さゆえに、金の輝きを損なうことなくどんな曲面にも沿います。
材料の切断から地抜、圧延、半切、柄押し、ツボ押しなど原型を作る様々な作業が行われます。
機械では成しえない、側面や複雑な形状を手作業で、研削・研磨していきます。
全体を隅々まで仕上げで磨いていきます。検査は何度も行われ、傷や穴などを見つければ何度も磨き直しを行います。
1,000分の7mmの厚さの金箔を10,000分の1mmまで打ち延ばします。熱を冷ましながらの作業で数日かかります。
紙に挟んだ金箔を四方の枠を押しながら切断します。
接着剤を塗布したものに手作業で金箔を貼り付けます。見本に近づくよう筆なども使用する繊細な作業です。その後、ウレタンクリア塗装を施して仕上げます。このコーティングによって、金箔が永く美しく保たれます。
あなたとともに
時を重ねていく、一本。
腕時計が時を刻むように、カトラリーは食卓の記憶を刻んでいく。
何百年もそのかたちが変わらないのは、すでに本質に辿り着いた姿だから。
どんな時も変わらず寄り添い、一緒に時を重ねるほどに、
この一本だけの個性が育っていきます。
232mm
229mm
232mm
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